2019年11月26日
ヨーガでは病気をどう捉えているのか

先生に脈診していただいています
この場合の脈診はプラーナーヤーマ という呼吸法に関しての脈診となります
WHOに健康の定義があります
「身体的、精神的、社会的に完全に満足している状態であり
たんに病気や虚弱の欠如ではない」
とあります。
たんに病気にかかってないだけでなく
ちゃんと抵抗力を備えて、喜びや活気に満ちた状態であり
無気力や怠惰にさせない能力があることです
ここでも、身体と心と両方のことを言っています。
急性期疾患に関しては一時的な障害なので
身体に任せる、もしくは薬草やアーユルヴェーダの療法を用いてもいい
しかし、慢性疾患は、
身体が病気との戦いに敗れて、適切な機能を失っている状態とします
自分の適応力がおかしくなっていると言うこと
1、循環器系が悪く、身体にうっ血や停滞がおこっている
老廃物の停滞があり、身体全体に有毒な影響があること
2、神経系と筋肉、腺系の反応の不調
血液が循環しないために組織がちゃんと機能しないということ
これらを正常な状態にするには
障害を引き起こす原因を突き止めなければならず
原因は、姿勢や日常生活における悪習慣
不規則で偏りのある食生活
心の葛藤などがあげられます
これらを全て正すためには
運動療法、食事の改善、精神状態の改善どれかをやっても効果は少なく
総合的に改善していかなければなりません
ヨーガのセラピーでは
3段階を介して実践されていきます。
ヤマ、ニヤマで正しい心の状態をつくる
アーサナ、プラーナーヤーマ 、瞑想で
神経ー筋肉系、神経ー腺系を整えて
強いストレスや緊張に抵抗できるようにする
健康に良い食事をとり、自然な排泄を促す
そのために必要ならば、特別な浄化法や入浴を用いる
という3点です。
勿論、限界や禁忌、適応可能な症状があります。
身体と心を総合的に観ることは大切なことですよね
そして、いつのまにか変わっていたと気づくのが
ヨーガの効果だと言えます
長い時間、休みなく、大いなる真剣さをもっておこなうのです
【連絡先】
Mail hiromi3311@gmail.com
☎ 080 5113 3228
高田宏美