ヨーガの古典書 何故ヨーガをするのか
ヨーガの古典書というと
パタンジャリのヨーガスートラになります
紀元前から すでに存在していた
思想と行為を系統づけ、編集したものです
人は生きていく上でなぜ苦しいのか
苦から逃れるためにはどうしたらいいのか
それが哲学というもの
色々な人の考えをまとめているわけです
ブッタの教えも取り入れられています
だから宗教的なことも含まれていますが
宗教ではありません
ヨーガはプラクティカル(実行)とフィロソフィカル(哲学)から成る
どう実践していくかということも書かれています
カイヴァリヤダーマでは、ヨーガスートラの教えに沿って
それが 歪められないように伝えていくことを大事にしています
その効果を科学的な裏付けをしたのも
カイヴァリヤダーマです
幸せに生きるための教えがヨーガです
最初にヨーガに出会った時は
アーサナ(ポーズ)を頑張っておこなっていました。
出来るようになることが嬉しかったです
柔軟性もついてきました
でも、乳がんになって手術後
腕が上がらなくて突っ張る
四つ這いで姿勢をキープするのもリンパ浮腫が心配
とヨーガのポーズに制限がかかります
リウマチで左右の膝が腫れてしまったら
歩くのも痛いし、下には座れない
出来るポーズも少なくなってしまった
けれども、ヨーガが出来なくなったわけれではなかったのです
仰向けのポーズで足を上げていく
膝抱えても中途半端な状態ですし
うつ伏せのポーズでは 膝を曲げてと言ってもほんの少しだけ曲がる程度です
それでも 動いていましたね
すこーしづつ 出来ても 次の日にはまた戻ってたりしましたが
アリのような進み方でもすこーしづつ良くはなっていくから
気付いた時には嬉しかったわけです
色々な制限のある方にこそヨーガは必要と感じました
動かさないとどんどん動かなくなっていきます
快適な範囲で動かしていくことは
ゆっくりな歩みではあるけれど
動ける範囲が広がっていきます
気付いた時に心も前向きになっていきます
できない ではなく
これなら出来る これも出来ると考えるようになっていきます
だから、ヨーガを続けていきたい
そう思うようになっていったんです。
関連記事